流れに伸るか反るか
投資では、順張りと逆張りのどちらが勝つのか?
基本的に、どんな投資商品でも相場が上下に変動する。
そこで、相場のチャートは様々な波を形成する。
われわれ投資家が考えることは、波が上がるのか? 下がるのか?
ということである。
この波は予測不能であるが、一部、勘の鋭い人や幸運に恵まれた人は、うまく波に乗って億万長者になっている。
だが、流れを完全に予測するということは不可能だ。
それを前提として、その中でもどのような投資スタンスを持つのか?
順張りなのか逆張りなのか?
どちらが良いかは、ただ考えても結論は出ない。
こういう時は、データを基にして考えるしかない。
過去のチャートを見て、シュミレーションをしてみれば検証できる。
その場合、確率は偏るので、確率が収束するまで試行回数を積み重ねなければいけない。
これで、得られる結果はおおむね、逆張りは回数では勝が、順張りの大きな一度のトレンドの波に負けてしまう、ということがある。
とにかく、トレンドは一度ぶれると、極端に大きく動きやすいということ。
いくつもの小さな波の変動よりも、一度の大きな波のほうがエネルギーは大きい。
実際の波はわからないが、投資の波はそういう傾向があるようだ。